はじめに

Issue #0 で「2週間後の6月2日に出します」と書いた、本当の創刊号です。

この2週間でやったこと:

  • ヒアリング 5件(営業職 3人 + 業種非公開 1人 + コンサル業 1人)

  • note 2本公開

  • X で募集ツイ 5本

  • LinkedIn が初日にBAN → 再審査で復活

  • そして、想像していなかった "アンバサダー現象"

仮説「営業職はメール返信に時間が溶けている」は、当たっていたのか、ズレていたのか。5人の生の声から書いていきます。

ヒアリングで聞いた話

5人の方にお話を聞きました。

けんとさん(営業~見積、納品)

業務時間の 20〜30% をメール返信に使っているとのこと。

”見積もりがまだ仕上がってないのに大量に来た催促メール”

特に印象的だったのは、見積もり関連の催促対応の負担。

えいるさん(開発営業)

リモート勤務で、実は使用比率はチャットツールの方が高い。

“どっちが煩雑か?ですが、おそらくメールです。
チャットツールの方がチャンネル等でグループ作って関係者で会話できるのと、打ち合わせのときに「このURLの件、返信を」とリンクで催促できたりするので便利で今はチャットツールメインになっています。”

"煩雑さ" を感じるのはやはりメール、という言葉が印象的でした。

GMコンサルティングの方(コンサル業)

業務時間の 約37% がメール。1日に換算すると3時間ほど。

“Gmailテンプレは多用している。ChatGPTやClaudeは、調査に使っている。”

Gmail テンプレを多用しているが、それでも3時間という時間がかかっている。

Mさん(業種は非公開)

業務時間の 15〜20% をメール返信に使っているとのこと。

"アポイント完了済みのクライアントから 往訪前にメールで複数回にわたって多数の質問があったこと (社内に実績があるか、色々と調べないとわからないことを含む)"

実績調査が必要なメールが、特に時間を奪う傾向。

大森さん(インサイドセールス)

業務時間の 10% をメール返信に使用。

"テレアポで温度感を高め切れず資料送付着地になった時のメール"

ISは比較的メール比率が低く、AI活用も進んでいる印象。 それでも "温度感を上げる返信" には Gem を構築して臨んでいる。

5人中2人(けんとさん・GMコンサル方)は業務時間の20%以上をメール返信に使用。 えいるさんはチャットがメインの環境ですが、それでも "煩雑さを感じるのはやはりメール" と回答。 形は違えど、ほとんどの方にとってメール返信が "業務の重荷" になっている共通点が見えました。

営業の "返信時間" が溶ける、本当の3つの理由

ヒアリングで全員から出てきた要素を、3つの "痛み" に整理しました。

① 大量の催促メール

「同じ内容を、何度も、複数人に送る」業務。

ヒアリングで全員が言及した、最大の痛みでした。

GmailテンプレやGeminiで対応している方が多いものの、テンプレを使っても 個別の文脈追加が必要だったり、結局1通あたりに予想以上の時間がかかることがある。

② 複数人メールの音頭取り

CC を含む3人以上のスレッドで、「誰が次に動くか」を調整する役割。

"Toが複数あると皆、他人事で誰も答えない(誰かが音頭をとるまで動かない)"

この "音頭取り" は、メール返信時間そのものより、頭の切り替えコストが大きいようです。複数の案件を並走しながら、その都度頭を切り替えるのが疲れる。

③ 自分の知識外の質問

返信する前に「調べる」が必要なメール。

"自分の知識の範囲内では回答できない質問"

対処法は人それぞれです。

"有識者や営業担当に謝って対応を依頼" ── Mさん

調査するか、他者に振るか。 時間が予測できない上、自分の意思決定で完結しないのが厄介な痛みです。

すでに使われているもの

「メール返信を楽にする道具」として、ヒアリングで挙がったもの:

  • Gmail テンプレ:多用されている。一番のスタンダード

  • ChatGPT:個人で使う人が多い

  • Gemini(法人):会社支給で使う人

  • Gemini Gem(カスタム):自分専用のAI設計まで構築している層も

  • Notion AI:執筆支援に活用

  • 何も使わない:「特にツールは使ってない」という方も

これは正直、想定外の発見でした。「メール返信が大変」という課題に対して、すでに何かしらの対処はされている。完全な "無対策状態" を解決するプロダクトでは差別化にならない、ということ。

そして「特にツールは使ってない」という方もいました。

「半分の時間にできたら、いくら払いますか?」

  • 個人払い:0 〜 5,000 円(払いたくないという声も)

  • 会社経費:3,000 〜 20,000 円(IS 系は経費上限低めの傾向)

会社経費の方が 3〜4倍払える のは想像通り。今後のプロダクト設計の重要なヒントです。

2週間の数字

項目

Day 1 (5/19)

Day 9 (5/27)

Day 10 (5/28)

Day 11 (5/29)

Day 12 (5/30)

Day 13 (5/31)

Day 14 (6/1)

Day 15 (6/2) → 配信日朝

増減

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X フォロワー

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ヒアリング応募

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5

5

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ヒアリング回答

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Issue #0 Open率

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正直、購読者数は寂しいかもしれません。でもこれが現実です。

ここから増えるかどうかが、次の2週間の試金石です。

失敗ログ

正直に書きます。

1. LinkedIn が初日にBANされた → 復活

Issue #0 で書いた通り、LinkedIn は初日に制限がかかりました。再審査の結果、アカウントは復旧しています。ただ、しばらくはアクティブな動きを避けて、慎重に運用していくつもりです。

2. "話すこと" が苦手な自分との折り合い

通話前提だったヒアリングを、テキスト形式に切り替えました。結果的には、相手からの返信もスムーズで、無理に通話の時間を取らせる必要がなくなった分、良かったのかもしれません。

3. 営業職の方たちへのアプローチが本当に難しい

これが今、一番難航しています。どこで、どうやって見つけ、どうヒアリングまで繋げるか。X 検索ではノイズが多く、結果的に 紹介経由(えいるさん → GMコンサルの方の流れ)が圧倒的に強い手段でした。

どうやって自分から手を伸ばすか。次の2週間の最大の課題です。

来月の賭け

6月末までに:

  • ヒアリング +3件(累計8件)

  • 次のヒアリング結果を踏まえて、プロダクトの方向性を絞る

  • note 第3弾を出す(第2弾でチャネルが効くと検証済みなので継続)

正直、「来月までに〇〇を作ります」と具体的なプロダクト名を宣言するのは、まだ早いと感じています。ヒアリングデータがあと数件揃ったら、多数決のように方向性が見えてくる気がしています。

走りながら考えます。

おわりに

ここまで読んでくださってありがとうございます。

書きながら気づいたのは、この2週間で 「自分だけのプロジェクト」ではなくなった ということでした。けんとさん、えいるさん、GMコンサルの方、Mさん、大森さん、そして読んでくださっているあなたも、すでに何らかの形で関わってくれている。

数字は寂しいかもしれません。でも、$1M ARR にたどり着くまで、一緒に伴走してもらえると嬉しいです。

次回 Issue #002 では、6月末までの進捗をまた包み隠さず出します。

よかったらこのメールに「読んだよ」と一言返信ください。1秒で大丈夫です。

それと、もし周りで「メール返信に困ってる営業の方」がいれば、転送 or DM紹介いただけると最高です。

それでは、また次号で。

ーー

masa a.k.a. nanimono

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